パーカー処理概要
パーカー処理は化成処理の一つで、金属の表面にミクロンオーダーの金属塩皮膜を形成し、塗装の下地処理に加え錆の広がりを抑える効果があります。
対応処理:日本(広州)パーカーライジング株式会社PB-880及びFT-7(いずれもリン酸亜鉛カルシウム系)
パーカー名 | タイプ | 皮膜外観 | 方 法 | 備 考 |
PB-880 (パルボンド) | リン酸亜鉛カルシウム | 灰色 | 浸清 | 薄膜型、耐食性、耐熱性に優れる |
FT-7 (フェリコート) | リン酸亜鉛カルシウム | 灰黒色 | 浸清 | 高耐食性、一般塗装下地用 |
標準的なパーカー処理工程
- 工程中に必要となる水には純水製造装置を導入し、パーカー処理品質の安定を図っています。
- 処理とともに生じる排水は、廃水処理施設を導入し中国並びに広東省地方標準1級標準に適合した排水処理を行っています。
- 処理後の排水は、中水として工場内で再活用。環境に配慮した活動を行っています。